【完全解説】フィナステリドの効果と副作用を医学的根拠に基づいて分かりやすく教えます

フィナステリド

薄毛治療といえばミノキシジルフィナステリドはニ大成分として確実に目にする治療成分ですね。なぜかと言うと、現状この2つの成分しかAGAのような遺伝的脱毛症に効果のある治療成分としてアメリカ政府に認められていないからです。

しっかり薄毛を治したいならミノキシジルとフィナステリドは必須とよく聞きますよね。両方ともクリニックで薄毛治療しようと思ったらほぼ必ず処方される医薬品です。

◾️ミノキシジルで発毛して
◾️フィナステリドで抜け毛を予防する

と言うのが薄毛治療の王道なのですが

Q. ミノキシジルで発毛するだけではダメなの?
Q. フィナステリドの副作用が怖い

と言う声を良くネットで見かけます。実際には副作用の心配はほとんどなく、フィナステリドも薄毛治療に非常に重要な成分です。しかし、その効果・副作用はしっかりと理解しておく必要があります。

今回はなるべく分かりやすく、サルでも分かるようにフィナステリドについて解説します!

フィナステリドの効果

フィナステリドは、現在完治させる方法のない「遺伝による脱毛」を抑える効果があります。

詳しく説明すると、II型5αリダクターゼという酵素の働きを抑制するのです。

若干禿太郎
若干禿太郎

急に5αなんちゃらなんて言われてもよく分かんない…

名前が長いだけで全然難しい話にはなりません!ちゃんと説明していきます。

5αリダクターゼは、みんなの頭に存在する酵素の一種で、男性型脱毛症(AGA)の原因物質です。そしてこの酵素ですが、2つの種類に分けられます。

I型5αリダクターゼ

頭皮の皮脂腺に多く存在する

II型5αリダクターゼ

前頭部頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在する

両方とも薄毛に影響を与えるのですが、AGA患者のほとんどがM字ハゲや、てっぺんハゲであることから分かるように、特にII型5αリダクターゼがAGAに大きな影響を与えています。

若干禿太郎
若干禿太郎

そのII型5αリダクターゼってのが直接髪を抜くのかな?

いえ、厳密にはII型5αリダクターゼだけでは何も起きません。

II型5αリダクターゼがあると通常、人は誰しもが持っているほぼ無害な男性ホルモン(テストステロン)を、別の男性ホルモンにしてしまうのです。その名もDHT(ジヒドロテストロン)…!!

そしてそのDHT(ジヒドロテストロン)が頭皮の男性ホルモンレセプターに結合…!!

最終的に、毛乳頭や毛母細胞へ髪の毛を成長させないようにする脱毛因子 (TGF-β)を増やします。

その脱毛因子が直接の原因ですね。

若干禿太郎
若干禿太郎

終盤で知らない単語たくさん出すのやめてくれ…

では、おさらいとしてわかりやすく図で説明しましょう。

これならわかりやすいでしょうか?

そして冒頭でも説明した通り、フィナステリドは脱毛因子を生み出さないように、大元であるII型5αリダクターゼを抑える役割を持つのです!

気になる副作用

フィナステリドのWikipediaを見てみると、様々な副作用が書いてあります。今回はせっかくなので細かいものも含めて書いていきます。

副作用(発生確率3.4%〜15.8%)

  • 性欲が減退する
  • ED、勃起不全になる
  • 朝勃ちがなくなる
  • 男性器の変化-縮む、曲がる、毛が少なくなる
  • 男性器の血流が悪くなる-勃起不全の助長
  • 男性器が感じにくくなる
  • 感情の起伏が小さくなる
  • 認識能力が低下する
  • 記憶力が低下する
  • モチベーションが低下する
  • 射精量の低下
  • 睾丸が縮む
  • 不安になりやすくなる
  • 疲労が取れにくくなる
  • 寝にくくなる
  • ホルモンバランスが崩れ胸が大きくなる

ごくまれに聞く副作用(発生確率不明)

  • 筋肉が痙攣する
  • 筋肉が少なくなる
  • 体が女性化する-胸やお尻の発達
  • 基礎体温が下がる
  • 舌が上手く動かず喋りにくくなる
  • 腹痛が起こる
  • 視界が悪くなる
  • 男性器への痛みが発生する
  • 肌が白くなる
  • 肝臓が悪くなる
若干禿太郎
若干禿太郎

ひぇ〜!こんなに副作用あるの!?…大丈夫なのこれ

ハーゲル
ハーゲル

実際にはこんなに副作用が起きることはありません。

フィナステリドが危険な医薬品だったらまず冒頭で紹介したFDAにも認められませんし、どんな医薬品でも人によっては体質に合わないこともあります。

色々な研究論文を読んでみると、フィナステリドで副作用が出る確率は10%もありません。しかもその多くは性欲に関すること。更に実際はほとんどの副作用がプラセボ効果によるものと言われています。

副作用の多くは本人の「自己申告」によるものです。主に性欲の低下とかですね。正確に数値を測ったわけでは無く、「なんと無くそういう感じがする」という基準でもしっかり副作用としてカウントされます。副作用に関して信憑生はあまり高くありません。

加えて、肝心の副作用で発生する性欲減退のレベルも人それぞれで、ほとんど大した問題にはなりません。

しかし、もしあなたがフィナステリドの使用を開始して、リストアップした副作用の中で、どれか珍しいものを発現してしまった場合にはすぐにクリニックに相談に行きましょう。

万が一の時のために、副作用には十分目を通しておいてください。

初期脱毛

実はミノキシジルだけではなく、フィナステリドにも初期脱毛はあります。初期脱毛は正しいヘアサイクルを手に入れるための準備期間なので気にしない様にしてください!

初期脱毛は成分が効いている証拠です。継続して薬を飲みましょう。

もし性機能が低下したら

確率は低いものの、若いうちにAGA治療としてフィナステリドの医薬品を飲み始めて性機能の低下を経験する人はいます。

こちらの海外のニュース記事では21歳の青年が次のような性機能の低下を指摘していました。

  • 朝勃ちがなくなった
  • 以前の70%くらいしか勃起しなくなった

そして、彼はこの状態が9ヶ月続いており、髪は生えたもののこのままいくと、「性欲のために薬を捨ててハゲるか、髪を大事にして一生性の生活に無縁の人生を送るかの2択を迫られている気がする」と悩んでいるようでした。

これに対する専門家の回答が

  1. まず3週間薬を断って性機能の回復を待つ
  2. 4日に1度薬を飲んで様子を見る
  3. 性機能に問題がなさそうなら、薬を飲む頻度を3日に1度に変更し、3週間続ける
  4. 性機能に問題がなさそうなら、薬を飲む頻度を2日に1度に変更する

このステップを踏む中で、自分がどの程度薬に耐えられるのかを知って自分に合った頻度で薬を飲むことが大事だと話しています。また、これでも改善しない場合は医者と相談することをお勧めします。

まとめ

フィナステリドの働く仕組みについて理解していただけましたか?

ミノキシジルだけでなく、フィナステリドも一緒に服用しないと、脱毛は治りません。現在FDAに認められた中で、唯一AGAのような、遺伝的な脱毛を抑えてくれる働きを持っている素晴らしい成分なので、しっかりとその効果を認識した上で使用しましょう!

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