夏から秋に変わり、気温が10度代になってくると肌寒く感じてきます。ましてや冬になって気温が1桁になるともうコタツとヒーター、暖房なしでは生きていけません。
日本ではよほど寒いところ以外は基本的に冬の寒い日でも平均最低気温は2度くらいで落ち着きます。しかし、カナダの冬は一味違います…!
カナダはどんなに暖かいところでもマイナスの気温です。オリンピックが開催されたバンクーバー(写真左下の赤いところ)は辛うじて平均最低気温が2度と暖かめですね。これは東京の平均最低気温と同じくらいです。ここでオリンピックが開催されたのは環境面での外国人選手への負担を減らすためでしょうか?
写真右のトロントとケベック、写真中央辺りに位置するアルバータなどは平均最低気温がマイナス10度を超えます。どこも有名な大学があったり、比較的栄えている都市です。観光や留学できっと一度は寄るであろうスポットですね。
57年ぶりに最低気温記録を更新
トロントでは1960年に観測された最低気温マイナス18.9度が今まで観測された中での最低気温だったのですが、2017年にトロントで最低気温マイナス22度が出て記録更新となりました!
写真から分かる通り、至る所が雪に覆われています。車をちょっと道端に止めただけでフロントガラスが真っ白です…。気温が低いだけでなく、降雪も激しくなっているのでかなりキツイですね…。
Twitterでは「#itsSoCold」がハッシュタグとしてトレンド入りするほど寒いと騒がれていました。除雪車も雪の量に耐えられず横転するほど。この年のトロントは大丈夫だったのでしょうか…
日本では体験できない降雪を体験してみたい気もしますが、この時留学していなくて本当によかったです。
防寒グッズで寒さ対策しよう!
野外で使える防寒グッズ


◾️色(14種類) : ブラック/ブルー/アイボリー/カーキ/マットブラック×マットカーキ/マットDグレー×マットDネイビー/Dブルー×Lグリーン/ブラック×カモ/マットブラック/マットDブルー/グレンチェック/ヘリンボンネイビー/マットブラック×マットカーキ/マットワイン×マットDレッド/
◾️サイズ : M【チェスト(88-96)身長(165-175)】L【チェスト(96-104)身長(175-185)】LL【チェスト(104-112)身長(175-185)】3L【チェスト(108-116)身長(180-190)】
風を通さないウィンドブレーカーとしての役割、保温性抜群の生地で体温を上げる役割を持つこのダウンジャケットですが、更に非常にコンパクトにまとめる事も出来るので持っていく時にかさばらない優れものです。
極寒の山で着る時にも非常に役立ち、まさに寒い場所ならどこでも活躍するオールラウンダーです。何年も劣化することなく使えるので、寒い場所に縁のある人なら買わなきゃ損ですね。

◾️色(7種類) : ブラック/グレー/アッシュ/マリーン/ベージュ/ブラウン/レッド
◾️サイズ : SM(約5~8cm)、ML(約6~9cm)
冬、空気が冷たいときに耳が凍てついて痛むことはありませんか?カナダでは日本よりも気温が低く、さらに風も吹いているので耳を保護していないと裂けるような痛みに襲われます。
それを解決するのが耳カバーです。非常にコンパクトで軽いのですが、耳に被せるだけで冷たい外気から耳を守ってくれます。フードや帽子と合わせてお洒落アイテムとしても使える優秀なアイテムです。

◾️色(8種類) : ミックスグレー/ミックスブラウン/カーキ/ミックスネイビー/ミックスブラック/ミックスチャコール/ダークオレンジ/ブラック
ネックウォーマーは首から侵入してくる冷たい風を跳ね除けるのに、また体を温めるのに必須のアイテムです。人間の首元には大きな血管が通っており、首元を温めるだけで全身に温かい血が巡り、体全体の体温がぐんと上昇します。
コートやジャケットと一緒に合わせてネックウォーマーを付けると寒さへの心配はほとんどなくなります。特に風が吹く場所では顔を埋めてマスクのように顔を保護することもできるので非常に重宝できるアイテムです。
◾️色(4種類) : ダークグレイ/ネイビー/レッド/ローズゴールド
◾️3段階温 : 低温モード:約40〜45℃【約6時間~7時間】、中温モード:約45〜50℃【約4時間~5時間】、高温モード:約50〜55℃【約2時間~3時間】
スマホの充電器にもなって、身体を温めるカイロにもなるという珍しいアイテムです。肌寒い時には低温モードで使用すれば最大7時間も使えるので、お出かけする際にはかなり役立ちます。
非常にコンパクトで重さもそこまでなく、持ち運ぶのに負担になる事はありません。出かけている最中にスマホの充電がなくなってしまった時はスマホの充電器としても使えるので、カイロとして使わなくても無駄になることなく使用できます。
屋内で使える防寒グッズ


◾️適用サイズ:足/23.0~25.5(cm)
こちらは主に女性用なのですが、部屋の中で使える暖かアイテムです。可愛らしいデザインとは裏腹に、その機能は非常に高く、足全体を寒さから守ってくれます。
寝ている時や、部屋の中でくつろいでいる時に付けていれば、室内で足元の寒さに悩まされる事はなくなります。あとはアイテムとして非常に可愛らしいので室内オシャレ用として購入してみるのもいいですね!
◾️色(4種) : ブラック/ブルーグリーン/ネービー/ダークブラウン
◾️適用サイズ:足/25.0~27.0(cm)
実はカナダには部屋の中で靴を脱いで裸足で歩く文化がありません。靴を脱ぐ玄関もなければ、床に敷くカーペットもないのです。なので、このようなスリッパは冬場に冷たい床から足を守るために必須のアイテムです。
中がモコモコしているので足を痛めることもなく、一日中つけていても足に影響はありません。冷たい外気と床、そして床の汚れから足を守ってくれるので、冬には日常的に使用するアイテムとして活躍します。

◾️色(種) : ブラック/ネイビー/グレー/ピンク
◾️適用サイズ:A【22.0~25.0(cm)】B【27.0~30.0(cm)】
カナダに行けばスノーシューズを各自で購入することと思いますが、その時に必要になるのが厚手の靴下です。スノーシューズを履いていても足はどうしても冷えてしまうので、内側から足を温めるには厚手の靴下が必要です。
厚手の靴下を履く事には「足を疲れさせない」というもう一つのメリットがあります。スノーシューズのような硬い靴を履いている場合、足への負担が大きくなり疲れやすくなってしまうのですが、厚手の靴下で歩く時の衝撃を和らげて非常に歩き易くしてくれます。
流石、登山で使われるだけの事はありますね。

◾️サイズ:70×130cm
こちらはライトダウンと同じように、ダウンで作られたブランケットです。軽くて暖かくて、しかもコンパクトにまとめることが出来ます。室内でデスクワークをする時に膝にかけたり、羽織ったりして寒さから身を守りましょう。
留学中になかなかこれほどいいブランケットをこの値段で購入する機会はあまりないので、日本で購入していくのも一つの手です。

◾️色(6種) : ブラック/ネイビー/オレンジ/ブルー/ピンク/パープル
◾️サイズ : Sサイズ【手のひら周り:約15〜17cm】、Mサイズ【手のひら周り:約18〜19cm】、Lサイズ【手のひら周り:約19〜20cm】、XLサイズ【手のひら周り:約21〜22cm】
正直にいうと、手袋は余程高価なものを買わない限りどれもあまり変わりません。どんな手袋を買ってもマイナス2桁度の世界では手袋を貫通して寒さが襲ってきます。手はなるべくポケットに突っ込んでおくのが吉です。
しかし、それでも手袋はある残したことはないので、「スマホ操作可能」「水を弾く」「空気を通さない」という3点を重要視して選びました。特に、空気を通さないだけで手袋の保温性はかなり上昇します。また、水を弾くため雪に触れてしまっても手袋が染みて冷たくなるのを防いでくれるので非常に快適です。
寒さに負けずに楽しい冬を過ごそう!
冬は寒くて外に出たくなくなってしまう人も多いですが、空気が冷え切って静かになった世界は思った以上に美しいです。天気の良い日には空気が澄んで遠くまで見通せますし、至るところに誰かが作った雪だるまが置いてあります。
冬は寒ささえある程度克服してしまえば、静かで気持ちのいい季節です。雪の降っていない寒い日には、是非お散歩して冬を楽しんでください!
コメント
来年、秋入学する娘の母親です。どの記事も大変分かりやすく、参考になりました。滞在中、どの銀行で口座を開かれましたか?寮を申し込む時の日本からの支払い方法も教えていただけると助かります。
コメントして頂きありがとうございます。
カナダではRBCという銀行で口座を開設していました。それで日本の口座から自分のRBCの口座へお金を移し、RBCの口座から大学の口座へ寮費を支払っていました。
しかし、現在は留学生限定でGlobalPayという手段でもっと簡単に寮費などの支払いが可能なようです。
詳しい解説が大学のホームページにありました。https://www.upei.ca/fees/payment-options