【医学的見解】びわ葉エキスは薄毛治療に効果はある?育毛剤のウソに騙されるな!

ハゲ速報

薄毛治療といえばミノキシジルやフィナステリドのようなAGA治療成分を使用した育毛医薬品を使う事が一般的です。ただ、同時に副作用の問題で使用を躊躇してしまったり、継続する際の費用が経済的負担になるために服用を躊躇してしまう人は多くいます。

そんな時に手を出してしまいがちなのが、市販の育毛剤です。中にはしっかりと根拠のある育毛成分を含んでいるものもありますが、育毛関連の商品の多くは作り上げた偽物の根拠をもとに製品を販売しています。

市販の育毛剤の中に「育毛成分」として宣伝されている成分の一つが「びわ葉エキス」です。市販の育毛剤にもこの成分を含んでいる商品はそこそこあり、副作用のない安価な育毛剤として販売されています。

ハーゲル
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チャップアップとか、BUBKAとかが有名ですね

今回はこの「びわ葉エキス」に関する研究論文を基に、薄毛治療効果について解説していきます。

びわ葉エキスとは

ビワ葉エキスは、名前の通りビワの葉から抽出した植物成分のエキスのことで、クエン酸やタンニン酸、サポニン、リンゴ酸、アミグダリンなどが含まれています。

育毛商品で紹介されている薄毛への治療効果

髪の毛には【成長期】→【退行期】→【休止期】という3つのステップがあることは知っているとは思いますが、このヘアサイクルに関わる成分の一つがFGFというタンパク質です。

FGFにはいくつかの種類があり、それぞれ役割が異なります。その例が以下の通りです。

◾️【FGF-7】髪の毛の成長を促進させる
◾️【FGF-5】髪の毛の成長を停止させ、退行期へと変える

ビワ葉エキスには、【FGF-7】の産生を促進することで髪の毛の成長を促進し、【FGF-5】を抑えることで成長期を伸ばし、健康的な髪の毛を持続させる効果があります。

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上の説明はあくまで企業に紹介されているびわ葉エキスの例です。さて、この内容は真実なのでしょうか?

びわ葉エキスの薄毛治療効果に関する研究

ハーゲル
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全然無いっっっ!!海外の論文探しても全く見つからないっっ!!!!

育毛に関する話題は研究においてめちゃくちゃ需要が高く、人気の分野です。コンプレックスを対象にした市場では毎年莫大なお金が動きますからね。

そんな中、研究論文が全く見つからないというのは非常に怪しいです。この時点でびわ葉エキスに関して察するものがありました。

育毛剤のウソ

育毛商品を販売するにあたって大事なのは「根拠」です。

◾️なぜこの育毛剤が効くのか
◾️根拠はどこにあるのか

しかし、大抵の商品はここらへんを適当にはぐらかして商品を宣伝しています。

基本的にはミノキシジルやフィナステリドのように研究論文がたくさん出ている成分は信用できます。ただ、悪質な場合は研究過程を誰にも公開せず、「〇〇との共同研究で効果を実証しました!」という説明で片付けています。過程のわからない研究には1mmも価値はありません。

びわ葉エキスに関して調べていて、唯一マ○ゼン薬局が行った研究がパワポでネットに上がっていましたが、ジャーナルに評価されていない企業の研究に価値はないのでここでは紹介しません。

研究が見つからないため、びわ葉エキスが薄毛治療効果を持っているというのは嘘かどうかは断言できませんが、本当かどうかも断言できません。となると、この成分の入っている育毛剤を購入するのはあまり得策とは言えませんね。

ハーゲル
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さらばびわ葉エキス。君には失望したよ

「研究が見つからないのは君の力不足じゃ無いの?」という方は自分で論文を探してみてください。

研究で確認されているびわ葉エキスの本当の効果

2016年の研究では、びわ葉エキスに関する研究の総説論文が発表されています。総説論文とは、今まで行われた研究をまとめた論文で、非常に信憑性の高い、信頼できる論文です。

◾️抗炎症作用

日本や中国では古くからの民間療法としてびわ葉が使用されていました。その効果は本物で、咳、喘息などの炎症性疾患の治療に効果があります。現在ではまざまな実験モデルを使用した科学的研究により、葉だけでなく、種子、果実などのさまざまな部分にも抗炎症能力があることが証明されています。

◾️抗糖尿病作用

糖尿病は、体内のインスリンの分泌の欠陥が原因の高血糖症を特徴とする代謝障害です。 びわは抗炎症作用に並んで、優れた抗糖尿病の成分として古くから使われてきました。糖尿病にはI型とII型の2種類があるのですが、最近の研究では、ビワの葉または種子の抽出物が両方の予防と制御に効果的であることを発見しました。

◾️抗がん作用

驚くべきことにビワのエキスには抗がん作用もあります。最近の研究では、遺伝子レベルでビワエキスが癌の発生、増殖、転移というようなさまざまな進行段階で作用し、細胞発癌を抑制することが実証されています。

◾️抗酸化作用

びわ葉エキスには抗酸化作用があります。人間の体内では様々な場所で酸化が進んでおり、老化や細胞のがん化が進んだり、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を引き起こしたりする原因となります。びわ葉エキスはこうした酸化を抑制してくれる働きを持っているのです。

◾️その他

肝臓・肺・腎臓の活性化、肥満抑制などなど…様々な効果があります。

ハーゲル
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育毛以外の効果ならめちゃめちゃ出てきます。これだけ健康に良さそうな成分なら、育毛にも効果はありそうですけどね

FGFがヘアサイクルに関わっているのは本当

最初に説明した通り、FGFがヘアサイクルに関わっているのは本当です。しかし、びわ葉エキスが本当にこのFGFに関係しているのかどうかは不明です。

おそらく現時点ではびわ葉エキスの育毛効果に関する研究は全く無いので、育毛成分として「びわ葉エキス」を記入している育毛剤はあまり信用しないことをお勧めします。

育毛剤にだまされず、無駄な出費をしないように気をつけてくださいね。

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