
こんにちは。学生ハゲブロガーのハーゲルです。
今回はいつもと少し趣旨を変えた記事を書いてみます。毎回ガッツリ育毛成分や実験の情報ばかりでは飽きますよね。
近頃は秋が訪れ、落葉や紅葉が増えてきました。少しずつ気温が低くなり、生物も冬を越す準備に入って静かな風が感じられますね。季節の変わり目には衣替えをする事は当たり前ですが、そのほかに季節の変わり目と一緒に変わるものはなんでしょうか?
実は、季節が変わる時には髪も少し変わります。
夏は髪が傷みやすくなったり、冬は髪が縮れやすくなったりというような、些細な変化が訪れるのです。
しかし、毎日トリートメントを使い、髪を大切にするあなたなら今回の記事はきっとこれからの髪の手入れに役立ちます。
季節による自分の髪の状態をしっかり把握してお手入れしましょう。
髪質が変わる原因
季節によって変わり、髪に影響を与えるもの…それは空気中の水分です。
空気中の水分の変化によって髪の触り心地や、髪の長さが変わり、手入れの方法も変わってきます。
通常、湿度が高ければ高いほど髪はくねったり縮れたりする傾向にあります。
人間の髪の毛は昔から湿度にとても敏感で、中には人間の髪の毛を用いた湿度計測器が作られるほどです。
髪の断面を見ると、このような構造になっています。
そしてよく見ると、赤い線で示されたように、内と外の中間あたりにに黒い点が沢山ある太い層が見えますよね。髪の大部分はこの層で構成されており、この層を構成するケラチンプロテインが水分の影響を受けることによって伸縮します。
そのケラチンプロテインには2種類の結合方法があります。
こちらから分かる通り、髪の伸縮にはこの水素結合が関わっています。
通常、髪を構成するケラチンプロテイン同士は規則正しく結合しているのですが、水分があるとケラチンプロテインとケラチンプロテインの間に水素結合が生まれます。
この結果、ケラチンプロテインの構成が変化し、髪を曲げるのです。
湿度の高い日にはこの水素結合が大量に作られ、結果的にクルクルとした髪にしてしまいます。
故に、夏に差し掛かる頃の雨期や、乾燥し始める冬、そして雨の日などは髪質が変わってしまうのですね。
ちなみに、もともと髪が癖っ毛だったり、パーマがかかっていたりする人は湿度の高い日にはその傾向が強くなります。私も癖っ毛が顕著に現れるくらい髪が欲しいものですね…
紫外線にも気をつけて
夏になったら紫外線に気をつけてください。
髪質を変えてしまうのは湿度だけではありません。湿度は髪に無害ですが、紫外線は有害です。
紫外線は髪を構成するプロテインを壊してしまいます。その結果何が起こるかというと…
髪を脆く抜けやすくしてしまいます。
夏は夏休みもあってか、観光や旅行などでお出かけをする人が大勢います。青空の下を歩き回るのは気分がいいことでしょう。しかし、油断は禁物です。
紫外線を髪に当て続けると髪が傷んでしまいます。特に海に遊びに行った人は、髪に付着した海水の効果もあり髪に大きなダメージを与えてしまいます。
夏には紫外線で肌が焼けるとは言いますが、肌を守っている髪もまた紫外線の影響を強く受けています。
肌だけでなく、髪にもUVをカットできるスプレーやクリームをつけたり、積極的に帽子をかぶるなど工夫して髪を守ってください。
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香りを楽しみながら髪や肌を毎日の紫外線から守るUVスプレー。
外部の嫌な臭いから髪と肌を守ります。
冬の頭皮ケアも大切
夏が紫外線で危険なら冬は髪にとって安全な季節なのでしょうか?
正解はNOです。
毎年冬になると頭皮に関する問題が多発します。具体的には頭皮の乾燥による痒み、抜け毛増加などです。
毎日頭皮を清潔にすることも大切ですが、それでも症状が良くならない場合は頭皮ケア専用のシャンプーや、保湿ローションを試してみてください。
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まとめ
髪や頭皮の問題に毎回対処することは非常に大変です。特に季節による影響を受けやすい人には堪らないでしょう。
しかし、例え適切なヘアケアを行えずに抜け毛が増えたり頭皮が痒くなったとしても問題ありません。正しい頭皮ケアを行えばすぐに解決する問題だからです。抜け毛だって元通りになります。
髪を大切にするなら是非何が髪に悪いのかを知っておいてください。
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