シンガポール北部と西部には大きな自然保護区がありますが、北部にある【シンガポール動物園・ナイトサファリ・リバーサファリ】、西部にある【ジュロンバードパーク】の4つは非常に有名な動物関連施設、かつ観光地です。
この4つの施設はそれぞれ別々の入場料が必要ですが、複数の施設に行けるマルチチケットを購入すれば割引価格で楽しめます。ただ、一ヶ所の施設だけでもとんでもなく広く、充分楽しめるため全施設を回るには1日では足り無いでしょう。
今回はこの4つの施設の基礎情報を紹介し、その後いくつかの補足情報を写真を交えながら伝えます!
施設情報
ひとこと紹介
シンガポール動物園
檻や柵のない動物園として非常に有名!危険では?と感じる方もいますが心配ご無用。川や堀をうまく使って動物と人間との間に隔たりを設けています!270種3000頭を越える動物を、柵のない臨場感たっぷりな動物園で是非ご覧ください!
アクセス
【シンガポール動物園・リバーサファリ・ナイトサファリ】

【シンガポール動物園・リバーサファリ・ナイトサファリ】のチケットは画像中央にあるシンガポール動物園で購入できます。観光客の最もメジャーアクセスは動物園周りの5か所いずれかのMTR駅からバスで行く方法です。
しかし、Woodlands MTR駅とMarsling MTR駅は日曜日と祝日のみの運行のため、お気をつけください。
- Ang Mo Kio MTR
- Chua Chu Kang MTR
- Khatib MTR
以上の3駅からバスもしくはシャトルバスで行くことをお勧めします。その他にも交通手段はたくさんありますがここでは一番使われているメトロのみの紹介とさせて頂きます。詳しい情報は公式ホームページに載っているので是非ご覧ください!
【ジュロンバードパーク】
ジュロンバードパークは他の施設とは別の保護区にあります。
地下メトロ駅であるBoon Lay MTR駅で降りて、194番バスに乗れば直接ジュロンバードパークへと連れて行ってもらえます。その他、少し高くなりますが市内からタクシーで行く方法もあります。
料金表(シンガポールドル) 2019年10月現在
当日動物園でチケットを購入すると料金が高くなりますので、事前にオンラインでの購入をオススメします。
以下、料金表はオンライン価格を参考にしています。
シンガポール動物園 | ・大人$33.30 ・子供$22.50(3歳から12歳) |
リバーサファリ | ・大人$30.60 ・子供$20.70(3歳から12歳) |
ナイトサファリ | ・大人$49.00 ・子供$33.00(3歳から12歳) |
ジュロンバードパーク | ・大人$27.00 ・子供$18.00(3歳から12歳) |
2パークチケット | ・4つの動物園のうち好きな2つを選べる。 ・最大22%割引 |
2パークチケット+レインフォレストルミナ | ・4つの動物園のうち好きな2つを選べる。 ・最大23%割引 ・レインフォレストルミナという夜の熱帯雨林散策が行える |
4パークチケット | ・全施設に入場可能。 ・大人$76.00 ・子供$57.00(3歳から12歳) |
4パークチケット+レインフォレストルミナ | ・全施設に入場可能。 ・レインフォレストルミナという夜の熱帯雨林散策が行える ・大人$86.00 ・子供$67.00(3歳から12歳) |
シンガポール動物園

28ヘクタールの広さ(東京ドーム約6個分)を誇る動物園!1番の特徴は檻や柵がない事で自然な動物の様子をより鮮明に見ることができる事です!

入り口を入れば既に熱帯雨林に入った様な世界観に変わります!

通路脇でのんびり日向ぼっこしているイグアナ笑 こんだけ近づいても逃げません。人間慣れしていますね。

通路のすぐ近くでどっしり構える鳥さん。なんて名前なのでしょうか?おとなしい動物は結構自由に動物園内をウロウロしているので、たまたま見かけても名前がわかりません…

奥にチーターが見えます。手前に溝があるのでこちら側に来ることはないですが、柵がないとちょっと怖いですね…。でもチーターが本気でジャンプしたらこっち側に来れるのでは?と考えてしまいます。

サルや鳥のために園内の木に様々な装飾がしてあります。動物と人間の距離がめちゃ近いです!

シマウマ!草むらで隔たれていますが、こんなに近くで柵なしで動物が観られるのは他にないでしょう。

流石にこちらには木の柵がありました。ただ非常に簡易的なもので、これでキリンが収容できるのかと感心してしまいました。ちなみに5ドルでキリンに餌やりもできます。
全ての場所に檻と柵がないわけではないのですが、動物たちとの間にほとんど隔たりがないだけで、人間と動物の距離感がぐんと縮まります。柵がないため写真も撮りやすく、インスタ映え間違いなしです!
トラムに乗る事も可能ですので、少し急いで回りたい人、全体を流れる様に眺めたい人はトラムに乗ってみてください!
リバーサファリ

12ヘクタールの広さ(東京ドーム約2.5個分)を誇る動物園と水族館の特徴併せ持った様な施設!淡水生物専門ですが、施設の名前通り「川」の環境を再現して作られた場所なので、鳥やワニ、またパンダなどもいます。

室内の、まさに水族館の様な場所もあります。写真はピラルクという魚の写真です。写真だと分かりにくいのですが超巨大で、2mは超えていました。

淡水生物という事なのでマナティもいます。ずんぐりしていてめっちゃ可愛いんですよね…!親子で一緒に悠々と泳いでいる姿はいつまで経っても見飽きません。与えられた餌をパクパク食べる姿も可愛いです。

こうしてみるとマナティ超大きいですね。中には3mくらいの個体もいたのでビックリしました。近くに来られるとまさに圧感です。

入り口付近はこの様な通路を進んでいきます。左右に様々な魚、カメ、ワニなどが見れて面白いです。自然に囲まれてる感がハンパないですね。

猿を見ることができるエリアではもう目の前まで猿が来てくれます。この猿すごく小さくて可愛いです笑 ただ、このエリアに入る際には荷物をしっかり持つようにして下さい。モノを奪われてしまう可能性があります。

パンダもちゃんといました笑 ちょうど餌の時間で笹をむしゃむしゃと食べる姿は愛らしかったです。

頭が美しい扇の様になっている鳥を見つけました。オスメスのペアで一緒に行動しています。これがリア獣ですか

あとふつうに水族館的な感じで魚も見られます。小魚はカラフルで見ていて飽きませんね〜

こちらはリバーサファリ目玉アトラクションの「Amazon River Quest」です。小型の船のような乗り物に乗ってアマゾン川を再現した環境をゆっくりと川下りしていきます。夢の国のアトラクションにも劣らない素晴らしい出来ですので是非乗ってみてください!
リバーサファリは特に暑い日にオススメです。水辺は比較的涼しく、屋内施設は冷房が効いています。魚だけでなく、河川付近に生息する様々な生物に焦点を当てているのが素晴らしいですね。さらにAmazon River Questは個人的に非常に楽しめたためオススメします!
ナイトサファリ

40ヘクタールの広さ(東京ドーム約8個分)の広さを誇る動物園!夜行性の動物がメインの動物園です。夜の動物園はいつもより静かで、ゾッとするようなスリルがあります。
ナイトサファリはめちゃくちゃ広いです。そのため上の写真の様なトラムという、ジャングルバスみたいな乗り物で行くルート(マップにある色がない道)と、歩いて動物が観れるルート(マップにある色付きの道)の2種類があります。どちらかのルートでしか見られない動物もいるので両方周ってみてください!
残念ながら夜の写真がうまく撮れなかったため写真はないのですが、ナイトサファリは夜の動物園特有の薄暗く静かな中で動物の音が聞こえるという、スリルのある体験が出来るので昼に動物園を楽しんだ後、夜時間がある場合に是非行って欲しい場所です!
余談ですがここに行った時に頭の中で【真夜中の動物園】という曲がずっと流れていました。NHKのゆうがたクインテットの曲なのですが…夜の動物園の恐ろしさを歌にしていて凄く記憶に残っています。懐かしいですね…
ジュロンバードパーク

20ヘクタール(東京ドーム約4個分)の広さを誇る動物園!世界中のあらゆる鳥がここに集まっています。
こちらも非常に広い動物園ですので、トラムに乗って園内をゆるりと周ることができます。ただ、時間の許す限り一つ一つ歩いて回るのがオススメです!様々な鳥とのふれあいの場があったり、餌やり体験が出来たり、鳥のショーが行われたりと内容盛りだくさんなので飽きることなく楽しめます!
ただ、他の動物園施設とは離れた場所にあるため、利用者数は比較的低い印象があります。しかし、こちらの施設自体は他の動物園にも劣らない素晴らしいものですので、もしシンガポール動物園などを回り終わった後に余裕があれば是非いってみてください!
オススメのプラン
1日で観光したい場合、2パークチケットを購入して
- シンガポール動物園+ナイトサファリ
- リバーサファリ+ナイトサファリ
のどちらかの組み合わせで動物園を楽しむのが一番オススメのプランです!4パーク周るには1日では足りませんし、1日しかないならジュロンバードパークに移動している時間も勿体無いのでこちらで楽しんだ方がお得です。
一つの動物園の滞在時間は2〜3時間程なので、途中で小休憩やご飯休憩を挟みながら昼の動物園と夜の動物園を楽しんでください!シンガポール旅行の参考にして頂ければ幸いです。

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