トビタテ留学JAPAN!一次審査の書類申請から二次審査の面接まで完全対策

留学&観光

大学生で留学を考えている方、トビタテ奨学金って知っていますか?

留学といえば一番の問題は費用です。大学生の身分で留学費用を一人で捻出できるはずもなく、留学はだいたい親に借金するか親にお金を貸してもらうか、返さなきゃいけない留学奨学金を借りるかして留学に行きます。中には親に負担をかけるのがいやで留学を断念する人、将来的な借金になるならいっそ留学を断念するという人もいるかと思います。

しかし!そんな悩みを解決するのがトビタテ留学JAPANの奨学金です。

  • 国内の大学に所属している人なら誰でも申請できる
  • 返さなくてもいい奨学金!
  • 準備金+毎月8万~16万円が支給される
  • 語学力がなくても問題ない!

実際私はトビタテ7期として合格し、カナダに1年間留学してきました。準備金として25万、毎月16万を8ヶ月間もらい、合計153万円も支給していただきました。それに対して、学費を除きカナダ留学1年で使ったお金(寮費、生活費、教材費、娯楽費など)は合計約130万なんと留学が黒字になっているのです!

ただし、申請すれば奨学金がもらえるわけではありません。奨学金は書類審査面接審査があります。

若干禿太郎
若干禿太郎

でも難しいんでしょ?

簡単だとはいいません。しかし、トビタテに落ちる人には共通点があります。その点を対策すればトビタテ合格まで限りなく近づけます。この記事ではトビタテの申請から面接まで、気をつけるべきポイントを踏まえ、対策していきます。

まずはトビタテの紹介から!

トビタテ留学JAPAN!とは?

トビタテ留学JAPANは文部科学省により提案され、多くの賛同企業の協力の下作られたプログラム、つまり官民共同で作られた留学ブログラムです。

「日本の若者よ!支援はする!だからもっと海外に行け!留学しろ!国際的な力を身につけろ!」

ということを目的としたプログラムですね。トビタテの何がいいかといわれると「返さなくていい奨学金」です。しかもその金額が超おおきい!!

最大月16万ももらえる返さなくていい奨学金は日本でこれだけです。しかも準備金までついてくる。これだけで応募する価値はありすぎるほどにあります。

文部科学省

支給金額はこのようになっていますが、家計基準を超える場合もらえるお金は少なくなります。

しかも日本国内の大学にいれば応募できます。大学院生でも大丈夫です。トビタテを申請するに当たって、自分の留学計画に沿ったコースに申請する必要があります。

①理系、複合・融合系人材コース 主に情報科学・工学系、機械工学系、統計数理系、医学系、生体医工学系、薬学・創薬科学系や生物系、化学系いずれかの領域に関する専門知識を有する学生
②新興国コース 今後経済成長が見込まれる新興国において、現地語(英語以外)の習得、異文化理解等の学修やインターンシップ、フィールドワーク、ボランティア等の実践活動を行い、産業界を中心に活躍する意欲のある学生
③世界トップレベル大学等コース 各種の世界大学ランキングで上位100 位以内に位置する等、諸外国におけるトップレベルの大学や研究所等に留学し学修やインターンシップ、フィールドワーク等の実践活動を行い、産業界を中心に活躍する意欲のある学生
④多様性人材コース 分野・留学地域を問わず、各々の分野や活動において、今後の活躍が期待できる学生
⑤地域人材コース 地域の活性化に貢献し、地域に定着する意欲のある学生を対象に、地域内でのインターンシップを組み合わせた留学を支援

あなたの留学はどれに当てはまりますか?コースごとに受かる枠が決まっているので、もちろん倍率もコースごとに違います。多様性人材コースが誰でも申し込める枠なので一番倍率が高いです。狙って留学計画を立てるならそれ以外がおすすめ!

公式HPはこちら

トビタテ書類審査

トビタテは基本的に個人で申し込むことはできません。大学の留学支援課を通して申請が可能ですので気になる方はすぐに留学支援課へ駆け込んでください!

話を聞いて、「よしトビタテに申し込もう!」という人はここからが重要です。トビタテには書類審査と面接審査がありますが、書類審査をうまく作れば面接審査は受かったも同然なのです。トビタテで落ちてしまう人は以下で説明するポイントが不十分です。そうならないように書類の重要点を書いていきます。

書類審査 ポイント① 留学する理由を明確にする!

「それ日本で勉強できるんじゃないの?」

こう言われるような計画は作ってはいけません。

漠然とした計画を立てると落ちます。長くて1年ほどの留学期間で学べることは限られています。なので、大事なのはどこまで自分の学びたい部分を絞ることができるかです。あと英語だけ学びたいというのはトビタテの趣旨に合わないのでまず受かりません。

  • なぜその国なのか
  • なぜその大学(もしくは企業組織、団体)なのか

この2点をしっかり説明する必要があります。

なぜその国なのか?

どうするかというと、自分の勉強したい分野がいかにその国で進んでいるかを説明する必要があります。例えば

  • IT系ならアメリカ、カナダ、インド、フィリピンなど
  • 林業ならアメリカ、カナダ、ドイツなど
  • 福祉ならスウェーデン、フィンランド、ドイツ、ニュージーランドなど

このような、各分野で先進国といわれる国に行くのが大事です。学びたい分野が十分に学べる環境に行きましょう。また、学びたい分野が発展していなくても、「その国特有の何か」がある場合、その理由をしっかりと説明できれば問題ありません。

なぜその大学(企業組織、団体)なのか

トビタテは留学先が大学でなくても申請可能で、企業や団体でも認められています。各国の留学先選びに関しては例として以下の点が志望理由として使えます。

大学・○○の分野で実績のある先生がいる
・座学だけでなく、課外活動が行える
・実験に参加することが可能である
・フィールドワークを行える
・大学が○○教育に力を入れている
・大学内に○○が学べる特別組織がある
インターン(企業組織など)
団体(ボランティアなど)
・活動内容が自分の計画にマッチしている
・日本企業と○○の面で関わりがある
・活動内容が現在世界的にホットな内容である
・活動を通して○○の問題解決を模索できる

これは例に過ぎず、このような点を絶対に入れなければいけないというわけではありません。しかし、一般的に自分の行きたい国と留学先を説明するに当たって、このような点を踏まえると相手にもわかりやすく伝わります。

書類審査 ポイント② 意味のある実践活動を行う

トビタテ留学JAPAN!は 、「学生が自ら定めた明確な目的と意欲的な目標に基づき立案した実践活動の含まれる留学計画を支援する 」ことを目的としています。

つまり、座学のように知識を詰め込むだけでなく、ためた知識を実践できることが重要なのです!それ故にきちんと単位を取らなければいけない学部の派遣留学(交換留学)の人にとっては厳しくなります。ほとんど座学だけですからね。逆に大学院生やインターン留学の人にとっては留学自体が実践活動と動議ですので、活動内容をそのまま書けばいいので説明する際には比較的楽です

学部の交換留学生はポイント①で説明したようなことを意識してください。

  • フィールドワーク
  • 課外活動

座学だけではいけないので、上記2つに力を入れる必要があります。要するに授業が終わってからこういう活動も行います!こういう場所に自主的にフィールドワークしに行きます!という説明が必要です。

また、留学半年のあとにインターンシップ半年、のように交換留学とインターンシップを両方行う計画を立てるのもありです。また、大学の授業としてフィールドワークや実践活動が行える授業があれば積極的にそれをアピールしていきましょう。

書類審査 ポイント③ 数字は大事!!データを活用する

これは面接対策にもなります。トビタテの面接審査はなんとトビタテの賛同企業の方が来られます。社会人相手に感情や思いだけでは物事は伝わりません。ビジネスにおいてもそうですが「数字」は大事な説得材料です。

例えばですが、林業関係でドイツに留学したい人がいるとします。

  • 日本とドイツの国土面積はほとんど同じです。しかし、日本の方が森林面積が大きいにもかかわらず、木材生産量がドイツの方が上です。その仕組みを学ぶためにドイツへ留学したいです。
  • 日本とドイツの国土面積はほとんど同じです。しかし、日本の森林面積は国土の66%、たいしてドイツの森林面積は国土の32%しかありません。それにもかかわらず、ドイツの木材生産量は日本の4倍以上あります。 その仕組みを学ぶためにドイツへ留学したいです。

この2つの文章を比べた場合、説得力が高いのは下の文です。また、数字をただ並べるだけではだめで、相手にわかりやすい数字の伝え方を工夫する必要があります。

よくテレビで見かける「東京ドーム何個分」みたいなのがその例ですね。大きすぎる数字や小さすぎる数字は相手の想像しやすいように伝えましょう。

書類審査 ポイント④ 熱意を見せる!自由記述欄はストーリー性重視

書類審査で大事なのは終始一貫したストーリーです。これがかける人は本当に強い。

自由記述欄は文字通り文章の羅列でもお絵かきでも写真を載せても何でもいいです。書き方は本当に自由なのですが、多くの人はパワポを使ってうまく自分の過去の経験から留学をするに至るまでの想いを表しています。

ここで大事なのは「自分が留学を決めたきっかけ」をストーリーにして伝えることです。

  • 大学で○○学部だから自分の専門分野の先進国であるこの国でこういう勉強したい!
  • 所属学部は工学部で、最近は世界でドローン研究が盛んだからアメリカで機械工学について学びたい

というよりも

  • 過去にこういう経験があって、こういう思いをした。この問題を解決するために調べているとこの国でこういう活動が盛んで、特にこの大学に詳しく教えてくれそうな教授を見つけた。この教授のゼミに是非参加したく留学を決意した
  • 昔からこういうことが好きで将来的に仕事に生かしたいと思っていた。だが現在ではこの分野でこのような問題があり、この問題の解決がこの分野の進展の大きな壁となっている。この国で詳しい研究が盛んに行われているため留学を決意した
  • 日本は震災大国で私の親戚も被害に遭ってしまった。震災時には自衛隊が救助に向かうが足場が悪く行方不明者を捜すことが難しい場合がある。そのようなときのためにドローンが活躍することを知り、ドローン研究が盛んなアメリカで研究を行いたい

このような独自の経験と想いから留学を決めたという人が受かりやすいです。なぜかというと熱意を感じられるから。日本は少子高齢化だから~、○○学部で今の研究が○○だから~というような一般論は熱意を感じられないです。留学に込める想いをトビタテ側は計ってくるのでしっかりと留学までの想いを熱意を込めてストーリー立ててください。

トビタテ面接審査

トビタテの面接審査は2通りあります。

個人面接ランダムに選ばれたトビタテ賛同企業の方と1対1で面接
グループ面接5~6人のトビタテ応募者+面接官で行うグループ面接

重要な観点は、【留学計画の内容】【人柄】の2つです。書類審査で受かっている人ばかりなのもあって、みんな留学計画は良くできている人が多いです。それ故か、面接では人柄が見られます。主に【自信がある人か】【熱意があるか】【リーダーシップがあるか】です。

順番としては個人面接が先で、そのあとにグループ面接です。それぞれの対策について書いていきます。しかしそのまえにひとつ、気になる当日の服装について!

当日の服装

「自分らしさ」を出せるなら何でもいいです。一般的には清潔感のある私服で十分ですが、気合いを入れてる人は柔道着、剣道着や浴衣を着てくる人がいます。さらに音楽系の留学をする人は楽器を装備して面接に参加している人もいました笑

また、スーツで行くことはトビタテが推奨していませんのでスーツは着ないようにしましょう。

個人面接

面接は文部科学省のオフィスビルで行われます。最初の面接はトビタテ賛同企業の方、つまり一般企業の方と1体1で行います。時間はだいたい20分ほど。

自分が1次審査の歳に提出した書類を相手は持っているので、その内容に即して疑問点を聞いてきます。面接相手は完全にランダムで選ばれるので、自分の計画内容に関する知識がほとんどない人や、逆に超専門的な人だったりします。専門的な人に鋭い質問はされたくないですね。専門的な人には当たらないように祈りましょう。

基本的に試されるような質問はありません。私の場合は自分の留学計画を教えてくださいと言われ、話しながら途中で疑問点があれば質問が飛んでくると言うような感じでした。また、将来何になりたいのか、どういう活動をしたいかについても聞かれました。

自分の作った留学計画に関する質問にはどんな質問にも絶対に答えられるようになりましょう。沈黙してしまうと不十分な計画と見なされてしまいます。また、筋の通らない回答も相手に不信感を与えてしまいます。さらに、緊張しすぎて真顔になるのもいけません。声が小さくなるのも、緊張してどもってしまうのも避けましょう。

大事なのは元気に、大きめの声で、明るい印象で、相手の目を見て、話すことです。自信を持って話すことです。たくさん練習しましょう。

しっかりと自分の計画を伝えるために、自分の留学計画を大学や親、友達などいろいろな人に聞いてもらい、疑問点や質問を集めてください。特に大人の意見は参考になります。学生にはない社会人としての視点で、学生の留学計画が適切かどうかを判断してくれます。大学教員には積極的にアドバイスを求めるようにしましょう。あとはたくさん上記のアドバイスを意識して練習し、ど忘れのないように暗記をして下さい。

グループ面接

個人面接を終えたらそのままグループ面接の会場に行きます。

試験会場図

だいたい6人のトビタテ応募者で1グループです。そしてそのグループに一人面接官がつきます。図を見てわかると思いますが試験会場にこのように複数のグループがおり、同時に面接をスタートします。私の時はグループ同士の間に仕切りがありました。面接の内容と開始、終了の合図はトビタテの司会の方が合図を出します。

面接官はほとんど喋りません。学生たちが自主的にグループディスカッションにをおこない、その様子を面接官が確認するという感じで進みます。グループ面接全体の概要は以下の通りです。

トビタテ側がグループ面接の概要説明

開始合図

各自4分の自己紹介&留学計画のプレゼン

終了合図

トビタテ側が次のグループディスカッションの概要説明

開始合図

書記やタイムキーパーなど、役割を決めグループディスカッション(お題あり)

面接官へグループの代表が一人プレゼン

終了合図

面接官からの感想&全員に質問

自己紹介

例年通りなら自己紹介タイムは4分です。ここで自分を軽く紹介し、留学計画を話す必要があります。理想的なのは

  • 自己紹介 20秒~30秒
  • 留学計画 3分3分30秒
  • 留学後どんな存在になりたいかを一言

です。留学計画のなかに、自分がなぜ留学に行くのか、動機も入れる必要があります。さらに!自己紹介は如何に相手に印象を残せるかが大事です。○○大学の田中ですがという自己紹介よりも、○○を勉強していて○○を目指す田中です!の方が、相手に強い印象を与えます。

注意! メモ用紙が配布されるので、他人のプレゼン中にはしっかりメモを取ろう!

また、当日はスケッチブックでプレゼンを行う人が多いです。次いでパソコンでプレゼンする人ですね。スケッチブックにパソコンで作ったパワポを印刷して貼り付けて、当日ぺらぺらめくりながらプレゼンするのがかなり楽です。それにパソコンの画面より大きいスケッチブックをつけばみんなに見えやすく、わかりやすいプレゼンができます。パソコンでもいいですが、面接官含め6人に見えるような画面の大きさならいいかもしれません。ですが極力スケッチブック推奨です。

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なるべくカンニングペーパーを見ないようにプレゼンしましょう。たかだか4分にメモ見ながらプレゼンするのはあまり印象が良くないのでおすすめしません。内容はしっかり暗記してきましょう。しかし!緊張してど忘れする場合もありますのでメモは手元にあってもいいと思います。

また、図を見て分かるとおり、結構グループ通しが近いためにかなり周りがうるさいです。はきはきと大きな声でしゃべるようにしてください。

全員の自己紹介が終わった後、まとめて質疑応答の時間が貰えます。自己紹介を聞いて、この人のこういうところ気になる!こういうところ良かった!と言う点を伝え合います。ここでも自分に質問が来たらしっかり答えられるようにしましょう。

グループディスカッション

次に行われるグループディスカッションのお題は例年通りであれば「より良い留学計画のために必要な3つのこと」 です。各トビタテ候補者のプレゼン内容から重要な点を各自出し合い、配布された付箋や白紙をうまく使いまとめます。

グループワークをうまく進めるためには役割分担を行う必要があります。

  • 書記
  • タイムキーパー
  • 司会
  • まとめ役

主にこの4つ役割があれば問題ありません。まとめ役というのは、グループワークのお題の答えをまとめ、面接官に1分でプレゼンする役割の人です。まとめ役ができる自信があれば立候補してもいいですし、無理そうならタイムキーパーなり、書記なり、自分のできることを積極的に行いましょう。役割決めで時間を使うと話し合いの時間が少なくなってしまいます。ここで積極的に動いてリーダーシップ感出せれば良しです!

自分が意見を出す際には「◯◯さんの留学計画のこういうところは重要だと思いました」と端的に伝えましょう。いくつか意見を言えれば問題ないです。私のグループでは、

  • 専門知識を身につけて留学する
  • 自分の軸を持って留学する
  • 自分の「好き」を追い求める

の3つが最終候補となりました。私は書記でしたが、まとめ役の方がしっかりとプレゼンしてくれました。その後、面接官から6人へそれぞれ一言質問があります。質問の内容は留学計画に関することですが、しっかり答えられるようにしましょう。

私はグループ面接は落とすための面接ではなく、「その人物が海外で積極的に意見交換したり、他人の意見に耳を傾けることができるか」を測る面接だと考えています。海外でうまくやって行けるかを見ているんですね。だから内気な人、自信のなさそうな人、何を言っているのかよくわからない人は残念ながら受かりません。

しかし、書類審査が通っている時点である程度いい留学計画ができています。全くの嘘を書いている人を除き、練習すればきっとみなさん受かるはずですので練習時間は惜しまず色々な人に相手してもらってください!

質問があればコメント覧から受け付けます!

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